キミと一緒なら
シチューをお皿に移して、テーブルに運んだ。
「「いただきます」」
シチューを食べ進める。
「美味しいね」
笑顔で言ってくれたから、安心した。
すごい不安だったんだけどな・・・。
我ながら上出来だなぁって食べててすごい思った。
「陽菜」
「ん?」
「家に帰ろっか?親も心配してるだろうし・・・」
「・・・やだ・・・」
なんでそんなにも嫌がるんだろう。
・・・でも、いつまでもここで過ごすことができるはずがない。
俺は・・・陽菜がすげぇ好きだからをここにいてもいい。
むしろ、いて欲しいくらいだ。
だけど、ダメなんだよな。
どんな事情であろうと、帰らないと・・・