キミと一緒なら
観覧車に乗った。
陽菜と乗りたかったんだよなぁ、観覧車に!
「陽菜」
「なに??」
陽菜にはきっと伝わってないと思うけど、異常なほど緊張している。
2人だからかな・・・??
「陽菜は・・・本気で好きな人とかできたことらる??」
「いないよ、そんな人・・・」
「そっ??」
「な、なんで笑うの??」
「俺が陽菜にとって初めて本気で好きな男になろうかなって思って!」
俺がそう話すと、陽菜の顔がぼっと音が立ちそうなくらい真っ赤に染まった。
「バカっ!!」
俺を睨みつけるけど・・・全然怖くないんだって・・・。
俺も初めてこんなにも好きになった人は陽菜だから・・・
陽菜の初めても俺であってほしい。