わたしのキャラメル王子様・番外編
なんかちょっと妄想しちゃう。
ほくほくしちゃう!



「182じゃだめ?」



「え、それって悠君の身長?」



「沙羅へのオススメは177じゃなくて絶対的に182なんだけど、とりあえずありかなしか試してよ」



「試すって?」



なんで悠君はいつも発言がいきなりなんだ。



「だからさ、身長差27センチバージョンを試してみてって言ってんの」



手にしてた物を取り上げられたから、立ち上がってそれを奪い返そうとした。



「ちょっと返してっ、あと玉留めだけなのに!」



「ボタンとかどーでもいいから」



「ひどい。届かないよ!」



「これが俺達の差なの。沙羅の自由なんかいつだって奪えるんだからね」



返事すら待ってもらえず、
少し強引にぎゅっとされた。
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