白き桜と黒き神
STAGE ONE
私達は今、理事長室の前にいる
そして、混乱してる。
…理事長室…なんでこんなデカいの?
不良校と呼ばれる割には小綺麗でお金が掛けられたとわかる大きな校舎
それだけで驚愕してたのに…
どうしてこんなに理事長室がデカいのか
まぁ、アレの事だし。
なんとなく、とかだろうけど。
怜治は学校に入ってからニコリともしない。
にも関わらず、周りにはキャーキャー騒いでる女子生徒と…
男子生徒…
怜治って、男にもモテるんだよね…
(実際には桜雨を見に来ています)
私が眉間にシワを寄せたのがわかったのか怜治は舌打ちをすると周囲を睨みつけて
「…ちっ…失せろ…邪魔だ」
と、殺気を漏らしながら呟いた
怜治の殺気に驚いたのか、周囲から人が離れた
『怜治…ヤり過ぎよ…』
そう言い、怜治の頬に手を滑らせると怜治は少しだけ顔を緩ませ猫のように擦り寄ってきた
それを見て周囲はキャーッと黄色い歓声を上げる人、赤面して鼻血を出す人、鼻を抑えて走り去る人に分かれた。
『な…何事なの…?』
私は目を瞬かせ驚くが、怜治は真顔で全く驚いた様子はない
そして、混乱してる。
…理事長室…なんでこんなデカいの?
不良校と呼ばれる割には小綺麗でお金が掛けられたとわかる大きな校舎
それだけで驚愕してたのに…
どうしてこんなに理事長室がデカいのか
まぁ、アレの事だし。
なんとなく、とかだろうけど。
怜治は学校に入ってからニコリともしない。
にも関わらず、周りにはキャーキャー騒いでる女子生徒と…
男子生徒…
怜治って、男にもモテるんだよね…
(実際には桜雨を見に来ています)
私が眉間にシワを寄せたのがわかったのか怜治は舌打ちをすると周囲を睨みつけて
「…ちっ…失せろ…邪魔だ」
と、殺気を漏らしながら呟いた
怜治の殺気に驚いたのか、周囲から人が離れた
『怜治…ヤり過ぎよ…』
そう言い、怜治の頬に手を滑らせると怜治は少しだけ顔を緩ませ猫のように擦り寄ってきた
それを見て周囲はキャーッと黄色い歓声を上げる人、赤面して鼻血を出す人、鼻を抑えて走り去る人に分かれた。
『な…何事なの…?』
私は目を瞬かせ驚くが、怜治は真顔で全く驚いた様子はない