白き桜と黒き神
「…桜雨。今日は機嫌が良いね…何かあるの…?」


『あれ…言わなかった…?今日からあの子が来るよ…』


しれっとそう言ったら怜治は飲んでいたコンソメスープが気管支に入ったのか噎せていた…


『…大丈夫?』


「ま、待って…っ…僕、そんなの聞いてないっ…」


…まぁ、言ってなかったし…?聞いてなくて当然だよね…


…とりあえず笑っておけばいい…。


なんてへらって笑ったら怜治のお説教が始まって大変だった…
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