彼は私の全てだった
気がつくとシュウのベッドの上にいた。
「ミチル!おい、ミチル!しっかりしろ!」
シュウが私の名前を呼んで
私は目を覚ました。
「マジで死んだかと思った。」
シュウは心配そうな顔をして
「ごめん。」
と言って私の頰を撫でた。
いつのまにか私はまた泣いていた。
怖かったというより、
こんなシュウが可哀想でならなかった。
シュウの頰に私が苦しんだ反動で付けた引っ掻き傷が残っていた。
「シュウ…もうこんなことやめて。
このままじゃ壊れちゃう。
辛いことがあるなら助けてって言って周りに助けてもらおう。
人を傷つけても幸せになれないよ。」
私の声は今のシュウには届かない。
「誰が俺なんか助けてくれるんだよ?
お前も俺を見捨てるんだろ?」
彩未との約束だからシュウとは別れなきゃならない。
それでも私に何か出来るはずだ。
「シュウ…もっと昔みたいに笑って。
まずは彩未に優しくして、
それから…」
そこまで言いかけた時、
シュウがいきなりキスして来た。
「俺にはミチルだけだよ。
俺のことわかるのはミチルだけだ。」
私はシュウとキスを何度も交わす。
やっぱり離れられないと思った。
「ミチルが助けてよ。
俺を見捨てるなんて言わないで…
抱きしめて。」
そして私はシュウを抱きしめて
シュウとキスを続ける。
「シュウ…好き。
シュウが…シュウの事が好き。
だから幸せに生きて。」
私の願いはそれだけだ。
シュウのためなら私が悪魔になる。
私は彩未との約束を破り、
またシュウに溺れていく。
こんな事は許されないと思ったけど
私は自分の気持ちを抑えられなかった。
「ミチル!おい、ミチル!しっかりしろ!」
シュウが私の名前を呼んで
私は目を覚ました。
「マジで死んだかと思った。」
シュウは心配そうな顔をして
「ごめん。」
と言って私の頰を撫でた。
いつのまにか私はまた泣いていた。
怖かったというより、
こんなシュウが可哀想でならなかった。
シュウの頰に私が苦しんだ反動で付けた引っ掻き傷が残っていた。
「シュウ…もうこんなことやめて。
このままじゃ壊れちゃう。
辛いことがあるなら助けてって言って周りに助けてもらおう。
人を傷つけても幸せになれないよ。」
私の声は今のシュウには届かない。
「誰が俺なんか助けてくれるんだよ?
お前も俺を見捨てるんだろ?」
彩未との約束だからシュウとは別れなきゃならない。
それでも私に何か出来るはずだ。
「シュウ…もっと昔みたいに笑って。
まずは彩未に優しくして、
それから…」
そこまで言いかけた時、
シュウがいきなりキスして来た。
「俺にはミチルだけだよ。
俺のことわかるのはミチルだけだ。」
私はシュウとキスを何度も交わす。
やっぱり離れられないと思った。
「ミチルが助けてよ。
俺を見捨てるなんて言わないで…
抱きしめて。」
そして私はシュウを抱きしめて
シュウとキスを続ける。
「シュウ…好き。
シュウが…シュウの事が好き。
だから幸せに生きて。」
私の願いはそれだけだ。
シュウのためなら私が悪魔になる。
私は彩未との約束を破り、
またシュウに溺れていく。
こんな事は許されないと思ったけど
私は自分の気持ちを抑えられなかった。