ふたりの彼女と、この出来事。
(新版)
「カンパーイ」
向き合って缶ビールをグビグビと喉に流し込んでいく広海君。
(ホントにおいしそうに飲んでいくな)
上がっていく顎の下でゴクゴクと喉が動く。
ふと、パジャマの開いた胸元から覗く深い胸の谷間と、ボンッと張った胸の膨らみが目に止まった。
(…んっ、ノ、ノーブラ!)
確かに風呂上りだからラクなんだろうけど?!
でも気の許しすぎじゃないか広海君?
(男だと思ってないのか?)
そっちはそうでも、こっちは意識しちゃうよ。
ミライと違って生身の女なんだし。
(それとも、ホンキで誘う気か?)
…いやいや。
(考え過ぎだ考え過ぎ)
マッタク、余計な気遣いさせないで欲しいよ。
お酒が入ってくってのに、変な気を起こさないようにするのは大変だって。
「さ、食べよ先生」
平然とピザの箱を開ける広海君をなるべく見ないようにして、味わうのもそこそこにピザを平らげた。
向き合って缶ビールをグビグビと喉に流し込んでいく広海君。
(ホントにおいしそうに飲んでいくな)
上がっていく顎の下でゴクゴクと喉が動く。
ふと、パジャマの開いた胸元から覗く深い胸の谷間と、ボンッと張った胸の膨らみが目に止まった。
(…んっ、ノ、ノーブラ!)
確かに風呂上りだからラクなんだろうけど?!
でも気の許しすぎじゃないか広海君?
(男だと思ってないのか?)
そっちはそうでも、こっちは意識しちゃうよ。
ミライと違って生身の女なんだし。
(それとも、ホンキで誘う気か?)
…いやいや。
(考え過ぎだ考え過ぎ)
マッタク、余計な気遣いさせないで欲しいよ。
お酒が入ってくってのに、変な気を起こさないようにするのは大変だって。
「さ、食べよ先生」
平然とピザの箱を開ける広海君をなるべく見ないようにして、味わうのもそこそこにピザを平らげた。