ふたりの彼女と、この出来事。
(新版)
「よーしそれじゃあ、みんなでお昼に出掛けようか」
パンッと膝を叩いて立ち上がる所長。
「何食べますか?」
「まだ決めてないよ」
「それならモールの中華飯店がいいわよ。今ならランチコースが5名様で10%オフになるわ」
所長の腕を取るクワン。
「いいね。ちょうど5人居るし、そうしようか」
所長が振り返ってきた。
ん?
ちょっと待って下さいよ?
(あれっ?確かミライって食べられないんですよね?)
まさかそんなミライも連れて行くんですかっ?
「所長、大丈夫なんですか?ミライって食べられないんでしょう?」
「大丈夫、気にすることはないよ。一つのテーブルを囲んで、ミライの分はみんなで食べれば、ゴマかせるって」
「…いやあの、」
そういう事を言ってるんじゃないんですけど。
(食べられないミライに、もうちょっと気をつかってあげても…)
ほら、ちょっと戸惑った顔してるじゃないですか。
そういうトコ気が利かないんだな~。
パンッと膝を叩いて立ち上がる所長。
「何食べますか?」
「まだ決めてないよ」
「それならモールの中華飯店がいいわよ。今ならランチコースが5名様で10%オフになるわ」
所長の腕を取るクワン。
「いいね。ちょうど5人居るし、そうしようか」
所長が振り返ってきた。
ん?
ちょっと待って下さいよ?
(あれっ?確かミライって食べられないんですよね?)
まさかそんなミライも連れて行くんですかっ?
「所長、大丈夫なんですか?ミライって食べられないんでしょう?」
「大丈夫、気にすることはないよ。一つのテーブルを囲んで、ミライの分はみんなで食べれば、ゴマかせるって」
「…いやあの、」
そういう事を言ってるんじゃないんですけど。
(食べられないミライに、もうちょっと気をつかってあげても…)
ほら、ちょっと戸惑った顔してるじゃないですか。
そういうトコ気が利かないんだな~。