ふたりの彼女と、この出来事。
(新版)
「じゃあ、センセ~と一緒に寝るぅ」
って抱きついてきたよ!
「ミライさぁ~ん、いいよねぇ?」
抱きついたまま首を振る広海君。
「うん。広海さんなら毎日でも」
って、ナニをあおってるんだよ。
「ホントぉ!?じゃあ毎日来よ~」
って、マジかよっ!
「一緒に寝よぉセンセ~」
と、そのままソファに押されるようにドサッと倒れて覆いかぶさられた。
「オヤスミ~…」
そのまま胸に顔をうずめてくる。
(ホントにこのまま寝る気か?)
首を振って覗き込むように顔を見る。
あっという間に寝息を立て始めてる。
疲れてたのかな。
なんだか、幸せそうな顔してるよ。
こうなったらもう動けないな。
「じゃあ先生、おやすみなさい」
微笑んで引き戸を閉めて寝室に入っていくミライ。
「…」
不思議だな。
二人といるんだけど、二人ともぶつかり合う事なく、同じように好意を寄せてくれてる。
(こんな事ってないよな)
普通じゃ絶対ありえない。
ボロが出ないように気を引き締めないとな。
(じゃないと、)
せっかくのこの幸せが手からこぼれ落ちてしまうゾ。
って抱きついてきたよ!
「ミライさぁ~ん、いいよねぇ?」
抱きついたまま首を振る広海君。
「うん。広海さんなら毎日でも」
って、ナニをあおってるんだよ。
「ホントぉ!?じゃあ毎日来よ~」
って、マジかよっ!
「一緒に寝よぉセンセ~」
と、そのままソファに押されるようにドサッと倒れて覆いかぶさられた。
「オヤスミ~…」
そのまま胸に顔をうずめてくる。
(ホントにこのまま寝る気か?)
首を振って覗き込むように顔を見る。
あっという間に寝息を立て始めてる。
疲れてたのかな。
なんだか、幸せそうな顔してるよ。
こうなったらもう動けないな。
「じゃあ先生、おやすみなさい」
微笑んで引き戸を閉めて寝室に入っていくミライ。
「…」
不思議だな。
二人といるんだけど、二人ともぶつかり合う事なく、同じように好意を寄せてくれてる。
(こんな事ってないよな)
普通じゃ絶対ありえない。
ボロが出ないように気を引き締めないとな。
(じゃないと、)
せっかくのこの幸せが手からこぼれ落ちてしまうゾ。