~白の恋人~

「これってお礼なの?」
「嫌?」

澪が龍の首に手を回し、抱きつく。

「私、龍しか知らないけど、龍とするのは凄く気持ちよくて好き。」
「・・・ははっ。」


「澪」

龍は優しい眼差しを向けて彼女の名前を呼んで口付けた────。




< 14 / 205 >

この作品をシェア

pagetop