~白の恋人~
龍の手は澪の胸を触っている。
「・・・っちょっと・・・りゅうっ・・・んっ。」
「澪」
龍の手が顔にまわり、後ろを向かされ強引なキスをされる。
「んっ。」
「澪、出ようか。」
そう言って龍は少し力が抜けてしまった澪を浴槽から出して、バスタオルを巻いてベッドに連れていく。
(安心したら・・・コイツが俺のもんだって思ったら止まんねー。)
ベッドに降ろし、首元に口付ける。
「龍・・・さっきしたばっかりだよ。」
「澪、すまねー。止まんね。」
「・・・うん。いいよ。」
初めて見る余裕のなさそうな龍の表情に、澪は優しく微笑んだ────。