~白の恋人~
「龍のバカ!!お風呂でするなんて!」
すっかり力の抜けてしまった澪を龍はベッドに運び、2人で布団に入っている。
「アホか。お前が煽ってくるからだろ。」
「煽ったりしてない!」
「まぁ、いーじゃねーかよ。気にすんな。」
そう言ってキスをして笑う龍。
「・・・ずるい。」
「何?」
「何でもない。」
「あ!そうだ!龍、ごめん、何か服、取ってくれない?」
「ん。俺のでいい?」
「なんでもいい。」
龍から服を受け取り、澪はベッドを出てどこかに行く。
戻ってきた澪は紙袋を持っている。