~白の恋人~

「澪ちゃん!あと2日後だよ!どうする!?」
「ほんとにどうしよう・・・。普通にチョコ渡すだけじゃダメかな?」

「うーん。そうだよねー。チョコ買うか作るかー・・・
あ!夕ご飯とチョコのデザート作るとか?」
「そうだよね。それしか思い付かないよね。夕ご飯は好きなメニューにしてあげて、デザート作ろっか!」

「でもさー、私、料理はできるけど、お菓子作りって苦手なんだよね・・・。」

「じゃあ明日の夜、1回試しに一緒に作ってみない?
それで、14日は私達は定時で上がれるでしょ?龍と竜也は多分残業だからー・・・夕ご飯もデザートも作る時間あるから大丈夫だね!」

「わぁ!楽しみ!!」
「デザート、何作る?」

「澪ちゃん、ティラミスって難しい?」
「大丈夫!出来るよ。でも1日冷やしたいから、明日作るなら丁度いいね!」

「わぁ!良かったー!竜也くん、コンビニのティラミスよく買ってたから作ってあげたいの。」

「ふふっ。竜也幸せだね!じゃあ、ティラミスにしよっか!あ、じゃあ私生チョコ作りたい。ちょっとお酒入れたやつ。」

「何それ!そんなの出来るの!?両方甘さ控えめな物だし、プレートにして出したら可愛いよね!」

「それいいね!」
「じゃあ明日、できる所まで作って、明後日は仕上げと夕ご飯だねー!」
「なんかすっごい楽しいね!」

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