闇の中でも
いつもは気にならないのに、なぜだか俺は、そいつの顔が見たかった。


ランニングをしたと思われるスポーツウェアを着て、水を片手にどこかを見ている。




そいつの視線を追うと、普段子供が遊んでいる遊具の方をじっと見ている。





あ、立った…




ペットボトルをゴミ箱に捨て、こっちに歩いてくる。



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