【短編小説】高校生昇華物語
女子的にはこの状況を「あ、はい。そーですか」で終わらせていい気がしないのだけれどこうなってしまった以上仕方がないと思うしかあるまい。

別に私式錢くんのことなんとも思ってないし。

好きな男子とかじゃないし。

でも、だからこそどうかというのはあるにはあるが、もうこれはどうしようもない。

そうかー。

とうとう私も家族以外の男と寝るようになったかー。

あー。

へー。

そうかー。

まじかー。


この子は女子と寝ることに抵抗がなかったのだろうか。

この子も一応年頃の男子だしな。

いくら童顔で低身長だとしても。

この子も男だしな。

警戒は必要なのかな。
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