きえない名。~未来のぼくらへ~
母が歩道を歩いていたとき、トラックが突っ込んできたという。

4歳という子供だった僕にとって、

母がいなくなったという事実に泣くことしかできなかった。

しかし、父は違ったんだ。

あの日の父の顔は、今でも忘れられない。
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