きえない名。~未来のぼくらへ~

私は静かにうなずいた。

真剣な表情から穏やかな表情に戻ったパパは

私にありがとう..といい、

私を抱きしめた。

久しぶりの、パパの温かいぬくもりだった。

約6年...

私が求めていたぬくもり。


...だったのかもしれない。
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