* KING+1 *
pourchasser
「…ガイ?」
最寄りのメトロを降りて スーパーに入ろうとした時に呼ばれて 振り返った。
「Roy(ロイ)か?」
見た目 超絶イケメンの青い目のフランス人の男が声を掛け 先輩が答えていた。
絵本の中から出て来た王子様?完璧なスタイルの人。
「ガイ~///」
飛び付いて 先輩と抱き合う二人に 呆然とする。
この人 私の事全然見えていないんだ…しかも、何故かアブノーマルっぽい雰囲気を醸し出していて…。
「こら ロイ離れろ。」
「やだ…ガイとせっかく会ったのに、もう離れたくない。日本からいつ こっちに来た?何で連絡してくれない?」
矢継ぎ早に聞かれる質問に 先輩は黙っている。
「杏、こいつ前にショーに出た時のツレで、ロイ。格好いいだろ?」
「先輩この人 恋人なんですか?」
明らかに 彼の態度がおかしいんですが…
「///わかる?君 ガイの友達?」
「友達ではなく、会社の上司?」
「違うだろ?この子は杏。俺の下僕。それと、ロイは俺の友達だ。」
「ガイ、僕は友達扱い?それに下僕って何?」
「俺の何でも聞いてくれる、可愛い部下。」
「えっと、それはどこまでの関係になるのかな?」
「秘密…。」
訳のわからない説明で またもや勘違いを これじゃあ、私も彼もするじゃないか───。
「ふーん。まぁいいや。ガイ今何処に住んでんの?今から遊びに行ってもいい?」
「今日はダメ。またの機会にしてくれよ。俺の仕事場所は 前の所。場所わかるだろ?」
「そっか、また遊びに行くから 飲みに行こうね。じゃあ、またね…ガイ///」
チュッと、先輩の頬にキスをして ロイさんは去って行った。
この日を境に まるで嵐に巻き込まれたみたいに…ロイに振り回される日が来るとは この時の私には 全くわからなかった。
最寄りのメトロを降りて スーパーに入ろうとした時に呼ばれて 振り返った。
「Roy(ロイ)か?」
見た目 超絶イケメンの青い目のフランス人の男が声を掛け 先輩が答えていた。
絵本の中から出て来た王子様?完璧なスタイルの人。
「ガイ~///」
飛び付いて 先輩と抱き合う二人に 呆然とする。
この人 私の事全然見えていないんだ…しかも、何故かアブノーマルっぽい雰囲気を醸し出していて…。
「こら ロイ離れろ。」
「やだ…ガイとせっかく会ったのに、もう離れたくない。日本からいつ こっちに来た?何で連絡してくれない?」
矢継ぎ早に聞かれる質問に 先輩は黙っている。
「杏、こいつ前にショーに出た時のツレで、ロイ。格好いいだろ?」
「先輩この人 恋人なんですか?」
明らかに 彼の態度がおかしいんですが…
「///わかる?君 ガイの友達?」
「友達ではなく、会社の上司?」
「違うだろ?この子は杏。俺の下僕。それと、ロイは俺の友達だ。」
「ガイ、僕は友達扱い?それに下僕って何?」
「俺の何でも聞いてくれる、可愛い部下。」
「えっと、それはどこまでの関係になるのかな?」
「秘密…。」
訳のわからない説明で またもや勘違いを これじゃあ、私も彼もするじゃないか───。
「ふーん。まぁいいや。ガイ今何処に住んでんの?今から遊びに行ってもいい?」
「今日はダメ。またの機会にしてくれよ。俺の仕事場所は 前の所。場所わかるだろ?」
「そっか、また遊びに行くから 飲みに行こうね。じゃあ、またね…ガイ///」
チュッと、先輩の頬にキスをして ロイさんは去って行った。
この日を境に まるで嵐に巻き込まれたみたいに…ロイに振り回される日が来るとは この時の私には 全くわからなかった。