* KING+1 *
扉の前でカウントダウンが始まる。


「10…9…8…7…6…5…4…3…2…1…Go!」


扉が派手に開いて、バックで音楽が流れているけれど────。


私には全てがセピア色に見えて…音さえも聞こえなかった…。



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