いつまでも君と
そんなある日のことだった。
あまり好きじゃない体育の授業。
元から運動が苦手で、走るとすぐ息切れがする。
それは、運動神経が悪くて体力がないから。
だけど今日はなんだか違ったんだ。
息がしづらい。動悸がする。
それに心臓が激しく波打つ感覚。
気持ち悪い、吐きそう…
「るっちゃん?大丈夫?」
環奈の声が遠く感じる。
返事する余裕さえなく、私はその場に倒れこんだ。
その後、目が覚めたら頭上には青空ではなく真っ白い天井が広がっていた。
眉間にしわを寄せながら起き上がろうとする。
あれ…体に力が、入らない。
「るっちゃん!るっちゃん!」
母親が私を抱きかかえた。
「かあさん…私…?」
「倒れたのよ、校庭で…それで、救急車に」
「ああ…」
そうか、ここは病院か。
あまり好きじゃない体育の授業。
元から運動が苦手で、走るとすぐ息切れがする。
それは、運動神経が悪くて体力がないから。
だけど今日はなんだか違ったんだ。
息がしづらい。動悸がする。
それに心臓が激しく波打つ感覚。
気持ち悪い、吐きそう…
「るっちゃん?大丈夫?」
環奈の声が遠く感じる。
返事する余裕さえなく、私はその場に倒れこんだ。
その後、目が覚めたら頭上には青空ではなく真っ白い天井が広がっていた。
眉間にしわを寄せながら起き上がろうとする。
あれ…体に力が、入らない。
「るっちゃん!るっちゃん!」
母親が私を抱きかかえた。
「かあさん…私…?」
「倒れたのよ、校庭で…それで、救急車に」
「ああ…」
そうか、ここは病院か。