最愛の人。
俺の手を握りしめて寝ている紗羅。

反対側の手を握りしめて寝ている拓人。

俺と足元で寝ている尚登。イオ。綾羽。

おもしれぇ。

てか手術成功したんだ。よか……た

ツーーーー

紗羅「ん……起きたの!?てか泣いてるの?」

大空「怖かった。」

ギュッ

紗羅「泣くなよ~ヨシヨシ」

見つめあって引き寄せられるように唇を重ねた。

拓人「ヒューヒュー」

尚登「あっつあつじゃねーか」

イオ「紗羅よかったな」

綾羽「見せつけてんのか。」

紗羅「へぇ。そんなこと言っていいんだな?」

4人「「「「なんだよ。」」」」

紗羅「拓人&綾羽。イオ&尚登。おめでとぉ~」

4人「「「「は?!なんで!!」」」」

紗羅「わかるに決まってんじゃねーか。ばーか。な?大空。」

大空「おう。だってお前ら俺のベッドの下で手繋いでるの見えてたしよ。お前らこそあっつあつじゃねーか。ばーか。」

拓人「ありゃりゃ。」

綾羽「うるせー」

イオ「なんか照れるわ」

尚登「バレバレ……か」
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