999の薔薇
今、話してる段階では怒ってる感じはない。

「俺は大丈夫。姫宮こそ大丈夫か?」

帰ってきてからの陽菜の顔色といい声のトーンが元気がなくて心配だ。

俺と暮らすのが嫌なんじゃないかな?なんて思っちまう。

「疲れてるなら江國の家に泊まってもいいぞ?」

本当は出ていって行って欲しくない。

でも、元気の無い陽菜は見たくない。
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