999の薔薇
待たせたから怒ってるのかな…

やばいよ。早速怒らせるのは…

「姫宮、大丈夫か??」

八神君は心配してくれていたのに焦りすぎて八神君の言葉にかぶり気味で話し始めてしまった。

「八神君。ごめんなさい!すぐに鍵開けるから!」



そう言うと八神君は「そうじゃなくて!」と言って

「こんな大荷物、1人で持って帰ってきたの?俺が来てからだったら一緒に行ったのに…」と言ってくれた。


え、そんなこと思ってくれてたんだ…

「そんなこと思ってくれてありがとう!(ニコッ)」

八神君は少し照れくさそうにそっぽを向いた。

「あ、それよりなんでそんなに急いでたんだ?」
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