999の薔薇
食器を洗っていると、準備の終わった八神君がキッチンに入ってきた。

「姫宮、俺も手伝うよ。」

「大丈夫だよ。八神君は先に行って?」

「あ、おう。じゃあ。先行くな。」

「うん。行ってらっしゃい」

八神君はソファーに置いてあったリュックを背負って私より先に学校に行った
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