イケメンな俺様
そんななか
隼人は
「かーずーまー…」
「な…何だよ」
あまりにもブルーなオーラを身の回りに漂わせていた隼人に
和馬は少し引き気味になっていた。
「昨日考えまくって寝れなかったんだよーー」
自分の椅子に座ると
机に顔を貼付けた。
そんな隼人を
「かわいい〜〜!!」
と教室にいた女子達は騒いでいたが
いつもの事に隼人の表情はピクリとも変わらず
相変わらずブルーなままだった。
「考え事ってなんだよ?」
自分の席から隼人の席に向かった和馬。
「実はさ〜」
隼人は昨日
今までに感じた事のない感情の事
そして、それは桃代をみるとますます溢れ出す感じになっている事
全てを話した。
「そー言う事なんだよ…
和馬はどう思う?」
話し終えた隼人は
黙り込んでいる和馬に顔を向けると
和馬はニヤニヤ笑っていた。