イケメンな俺様
名前を聞いた隼人の頭の上には?マークが沢山浮かんでいた。
「まあ〜隼人はしらないか!」
はははと大きく笑う和馬を隼人は黙って見ていた。
「てか、その子かわいいん?」
いきなりの隼人の質問に
少し顔を赤くする和馬。
「うん…そりゃぁかわいいさ!」
頭をかぎなから
照れ臭そうに言う和馬を見て、隼人は何かを思い付いた様にして自分の席を立ち始めた。
そして、強引に和馬の腕を引っ張り出した。
「お…おいっ!!」
何が起こっているのかわからない和馬は、ただ驚く事しか出来なかった。
「いーから黙ってついてこいっ!」
隼人が和馬にそう言い放つと、和馬は黙り込んでしまった。
その隼人の口調が少し
強かったから。