イケメンな俺様
「おはよう!も・も・よ・ちゃん」
そうにこやかに言うと、桃代達の前から隼人は姿を消した。
それを聞いた周りの反応はと言うとー…。
「「えぇ〜〜〜〜〜〜!!!」」
一斉に、桃代の教室の中にいた女子全員が固まって座っていた桃代に
驚いた目を向けたのだった。
その中には、隣に座っていた夏樹と花梨も混ざっていた。
「ちょ……ち……ちょっと!!!」
動揺しまくりながらも、桃代の肩を強く振る花梨に、桃代は恐怖を感じた。
「何!?今のは!!?」
周りの女子達も、体を前に出しながら、桃代の答えをじっと待っていた。