イケメンな俺様
「………さ、さぁ〜〜?」
出来るだけ精一杯の笑顔を作りながら、額には汗をかきまくっていた桃代に、花梨や他の女子は、ただ呆然と立ち尽くしていた。
「ちょっと〜!なんかあるでしょ〜!!!」
ど…どうしよう〜
昨日、私がナルシくんに
あんな事言ったってみんなに言ったら殺されちゃうよ〜
疑いの目を桃代に突き付けながら問いう花梨に、桃代は動揺しまくった。
「ちょっと〜!聞いてる?」
「はっはい!」
桃代が答えないせいで花梨はイライラしていた。