kioku
朝食を終え身支度を済ませると3人は家を出る。

｢さぁてと！柚行こっか｣

｢利都、今日はお前じゃない。俺だ｣

そういうと京は柚の手を取り何か言っている利都を無視して京の車に乗らせる。


｢わわ！！利都にいー！！仕事頑張ってね！行ってきまーす！｣

京と利都は仕事の為車で出勤する。
ただ交代で柚を学校まで送るため会社とは真逆の方向に車を動かす。

｢柚、ちゃんとシートベルトつけた？｣

｢閉めたよ！･･･にしても京にいも利都にいもわたしを学校まで送るの大変でしょ？わたし歩きと電車で通学するから大丈夫だよ？｣

｢ダメ。危ないだろ｣

｢えーでも｢ダメだ。｣

(最後まで言わせてくれなかった････)

｢･･･毎日言ってることだがもし歩いてる途中で変な男に襲われたらどうする？ましてや電車は変態じじいが腐るほどいるんだ。痴漢されたら俺はそいつを殺すことになる、いいのか｣

｢え･･･そ、それはー････ダメです｣

｢だったら黙って送られておけ｣

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