Happy?~結婚生活は甘くて危険がいっぱいです~
5・旦那様にドキドキ
* * *
「えっ?」
わたしは聞き返した。
「玉村さん、好きな人がいるんですか?」
そう聞いたわたしに、
「それがいるんすよー」
玉村さんは笑いながら答えると、ストローでアイスティーをすすった。
「だけど…俺の好きな人って村雨さんと同じくらいにカタブツな人でね、俺みたいな輩は相手にしてくれないかななんて」
玉村さんは自嘲気味に笑うと、やれやれと言うように息を吐いた。
「隠し撮りしたヤツで申し訳ないんですけど」
玉村さんはそう前置きすると、ジーンズのポケットからスマートフォンを取り出した。
「はあ…」
わたしは玉村さんのスマートフォンの画面に表示された画像を見つめた。
パーマがかったチョコレートブラウンのロングヘアーの女の人だった。
隠し撮りしたうえに遠めだったから顔はよくわからなかったけど、相当なまでの美人なんだろうなと思った。
「えっ?」
わたしは聞き返した。
「玉村さん、好きな人がいるんですか?」
そう聞いたわたしに、
「それがいるんすよー」
玉村さんは笑いながら答えると、ストローでアイスティーをすすった。
「だけど…俺の好きな人って村雨さんと同じくらいにカタブツな人でね、俺みたいな輩は相手にしてくれないかななんて」
玉村さんは自嘲気味に笑うと、やれやれと言うように息を吐いた。
「隠し撮りしたヤツで申し訳ないんですけど」
玉村さんはそう前置きすると、ジーンズのポケットからスマートフォンを取り出した。
「はあ…」
わたしは玉村さんのスマートフォンの画面に表示された画像を見つめた。
パーマがかったチョコレートブラウンのロングヘアーの女の人だった。
隠し撮りしたうえに遠めだったから顔はよくわからなかったけど、相当なまでの美人なんだろうなと思った。