幼なじみのおとなりくん。
タイトル未編集
幼なじみのおとなりくんは、
なんか変だ。
幼なじみのおとなりくん
第一章 ばーか。
ジ…ジリリリリリリリリリリ…!!!
「…んっ、ふぇ〜?」 カチッ。 「あ、5時か…そっか。」目覚まし時計の音が鳴って、私、松永 美奈子は目を覚ました。ところでなぜ、こんなに早く起きているのか。まぁ、見ていれば分かる。私は二階の部屋から出て、階段を焦り気味に駆け下り、玄関のドアを勢いよく開ける。「あ、来た。」キーッと自転車のブレーキ音が耳に響く。その自転車に乗っている人は、毎朝うちに来る男性の新聞配達員だ。「おっす。」 「おはよ、悠。今日も早いね。」 「…っ// 当たり前だろ!新聞配達員なんだから。じゃーな!」 「そーだね、頑張ってね」
私が、なぜこの新聞配達員の男とこんなに仲がいいのか、そしてなぜそこまでして早く起きてこの男と話すのか、それは今から話したいと思う。別に私はあいつに恋をしているとか、そんなんじゃない。そういえば、あいつなんで私が笑ったら、最近顔赤くしてるのかな… その事に気づかないまま、また今日が始まる…
ー10年前ー
「美奈子!お母さん仕事行ってくるからちゃんとお留守番してるのよ」 「はーい」当時私は6歳、子供同士で近所の公園に遊びに行く位は出来るようになる年だった。お留守番と言われたが、友達と遊びたくて、鍵をちゃんと掛けて公園に遊びに行った。その帰りのことだった。
なんか変だ。
幼なじみのおとなりくん
第一章 ばーか。
ジ…ジリリリリリリリリリリ…!!!
「…んっ、ふぇ〜?」 カチッ。 「あ、5時か…そっか。」目覚まし時計の音が鳴って、私、松永 美奈子は目を覚ました。ところでなぜ、こんなに早く起きているのか。まぁ、見ていれば分かる。私は二階の部屋から出て、階段を焦り気味に駆け下り、玄関のドアを勢いよく開ける。「あ、来た。」キーッと自転車のブレーキ音が耳に響く。その自転車に乗っている人は、毎朝うちに来る男性の新聞配達員だ。「おっす。」 「おはよ、悠。今日も早いね。」 「…っ// 当たり前だろ!新聞配達員なんだから。じゃーな!」 「そーだね、頑張ってね」
私が、なぜこの新聞配達員の男とこんなに仲がいいのか、そしてなぜそこまでして早く起きてこの男と話すのか、それは今から話したいと思う。別に私はあいつに恋をしているとか、そんなんじゃない。そういえば、あいつなんで私が笑ったら、最近顔赤くしてるのかな… その事に気づかないまま、また今日が始まる…
ー10年前ー
「美奈子!お母さん仕事行ってくるからちゃんとお留守番してるのよ」 「はーい」当時私は6歳、子供同士で近所の公園に遊びに行く位は出来るようになる年だった。お留守番と言われたが、友達と遊びたくて、鍵をちゃんと掛けて公園に遊びに行った。その帰りのことだった。
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