それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「亜実たん。一緒だったよ」
ゆうたんがあたしの肩をポンっとたたく。
「見てくれたの?ありがとう」
「亜実たん、おちびちゃんだからー」
「もー!」
ゆうたんと一緒でホッと一息。
メンバーは4人1組のはずだからあとふたりいるはずだ。
「さ、うちらの班あそこだから行こう!」
ゆうたんが4つずつ並べられている机の一角を指す。
「うん」
「俺らここだー」
ゆうたんと席についたと同時くらいにそんな声が隣から聞こえる。
「……あ」
「……ん?あー亜実ちゃんじゃん」
人懐こい笑顔で笑う彼。
「港ちゃん!」
塩谷港といって、1年生のときに同じクラスだった。
「なんか話すの久しぶりだねー」
「あたしもいるんですけどー」
「うお、マジだ!」
2人も知り合いだったようでそんなやり取りをしててなんとなく微笑ましいなと思ったとき、港ちゃんの頭がトンっと叩かれた。
「痛っ」
涙目で後ろを振り向く港ちゃん。
ゆうたんがあたしの肩をポンっとたたく。
「見てくれたの?ありがとう」
「亜実たん、おちびちゃんだからー」
「もー!」
ゆうたんと一緒でホッと一息。
メンバーは4人1組のはずだからあとふたりいるはずだ。
「さ、うちらの班あそこだから行こう!」
ゆうたんが4つずつ並べられている机の一角を指す。
「うん」
「俺らここだー」
ゆうたんと席についたと同時くらいにそんな声が隣から聞こえる。
「……あ」
「……ん?あー亜実ちゃんじゃん」
人懐こい笑顔で笑う彼。
「港ちゃん!」
塩谷港といって、1年生のときに同じクラスだった。
「なんか話すの久しぶりだねー」
「あたしもいるんですけどー」
「うお、マジだ!」
2人も知り合いだったようでそんなやり取りをしててなんとなく微笑ましいなと思ったとき、港ちゃんの頭がトンっと叩かれた。
「痛っ」
涙目で後ろを振り向く港ちゃん。