それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「……彼女になんかしねぇよ」
「え?」
「なんでもねぇ。明日からよろしくな」
「う、うん」
彼女じゃなかったら誰にするというのだろう。
よくわからないままだったが、雄大が話を打ち切ったので、あたしもあまり気にしないことにした。
「春樹!」
授業が全部終わって、すぐに春樹の待つ校門走った。
車によりかかって待つ春樹を見つけると頬が勝手に綻んでいく。
「お疲れ」
春樹があたしの頭を撫でて、助手席のドアを開けてくれる。
「ありがとう」
春樹に会えるのが嬉しくて、走ってきたから助手席に座って息を整える。
「……あっ」
助手席から窓の外を見ると、ちょうど昌也と雄大が玄関から出てきて、春樹の車に気づいた昌也がこちらに歩いてくる。
「どした?」
「昌也がくる」
「おっ」
あたしの言葉に、助手席の窓を開ける。
「兄ちゃん!」
嬉しそうに車に駆け寄ってくる。
毎日会ってるくせに、昌也は本当に春樹のことが大好きだよなーっと思う。
あたしもお姉ちゃんのことは好きだけど、昌也に負けると思う。
「え?」
「なんでもねぇ。明日からよろしくな」
「う、うん」
彼女じゃなかったら誰にするというのだろう。
よくわからないままだったが、雄大が話を打ち切ったので、あたしもあまり気にしないことにした。
「春樹!」
授業が全部終わって、すぐに春樹の待つ校門走った。
車によりかかって待つ春樹を見つけると頬が勝手に綻んでいく。
「お疲れ」
春樹があたしの頭を撫でて、助手席のドアを開けてくれる。
「ありがとう」
春樹に会えるのが嬉しくて、走ってきたから助手席に座って息を整える。
「……あっ」
助手席から窓の外を見ると、ちょうど昌也と雄大が玄関から出てきて、春樹の車に気づいた昌也がこちらに歩いてくる。
「どした?」
「昌也がくる」
「おっ」
あたしの言葉に、助手席の窓を開ける。
「兄ちゃん!」
嬉しそうに車に駆け寄ってくる。
毎日会ってるくせに、昌也は本当に春樹のことが大好きだよなーっと思う。
あたしもお姉ちゃんのことは好きだけど、昌也に負けると思う。