それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
✱思い出したくて、思い出したくない
「……んっ」
うっすらと目を開けて、目に入ってきたのは白い色の天井。
「亜実!やっと気がついたの!?」
聞こえてきたのは、お母さんの声。
「……お母さん?」
「倒れて3日も寝込んでたのよ!」
ホッとしたような顔を見せるお母さん。
「3日も……?」
「全然目を覚まさないからどうなるかと思ったわよー」
「ごめんね、心配かけて」
でも、どこで倒れたのだろう。
記憶が曖昧で、その前に何をしていたのかもわからない。
「練習しすぎで疲れちゃったのかもね」
お母さんがあたしの頭を撫でる。
「練習……あっ!インターシップ!」
インターシップの残りの期間があったことを思い出して、ベッドから起き上がる。
「体を治すのが先よ」
お母さんによってベッドに寝かされる。
「せっかくの経験だったのに……」
毎年楽しみにしていたインターシップ。
最後の年に途中でできなくなるなんて、そんな悔しいことはない。
うっすらと目を開けて、目に入ってきたのは白い色の天井。
「亜実!やっと気がついたの!?」
聞こえてきたのは、お母さんの声。
「……お母さん?」
「倒れて3日も寝込んでたのよ!」
ホッとしたような顔を見せるお母さん。
「3日も……?」
「全然目を覚まさないからどうなるかと思ったわよー」
「ごめんね、心配かけて」
でも、どこで倒れたのだろう。
記憶が曖昧で、その前に何をしていたのかもわからない。
「練習しすぎで疲れちゃったのかもね」
お母さんがあたしの頭を撫でる。
「練習……あっ!インターシップ!」
インターシップの残りの期間があったことを思い出して、ベッドから起き上がる。
「体を治すのが先よ」
お母さんによってベッドに寝かされる。
「せっかくの経験だったのに……」
毎年楽しみにしていたインターシップ。
最後の年に途中でできなくなるなんて、そんな悔しいことはない。