それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「お!来てたのか」
ドアが開いて、作業服姿の春樹が中に入ってくる。
「……春樹」
春樹は毎日毎日欠かさずに来てくれる。
仕事もしてて絶対に疲れてるのに。
「亜実、大丈夫か?」
真っ先にあたしの隣まで来てくれる。
「うん、今ねチョコレート食べたの」
「そっか。よかった」
ポンッとあたしの頭を撫でてくれる。
「今日、外あちーよ」
上着を脱いで、ポケットからスマホを出して、ベッドの脇に置く。
「暖かいんだぁー。はやく外に出たいな」
「天気すげぇいいぞ」
窓際まで歩いて、カーテンを開けてくれる。
「わぁー、雲ひとつない」
カーテンで遮られていた世界には、色鉛筆で塗られたような綺麗な青空が広がっていた。
「はやく外に出れるといいな」
「うん……、あ、春樹」
ベッドの脇に置いていた春樹スマホが震えていることに気づく。
「ん?」
「雪って人から電話きて?」
ディスプレイに表示されていた名前を春樹に告げる。
ドアが開いて、作業服姿の春樹が中に入ってくる。
「……春樹」
春樹は毎日毎日欠かさずに来てくれる。
仕事もしてて絶対に疲れてるのに。
「亜実、大丈夫か?」
真っ先にあたしの隣まで来てくれる。
「うん、今ねチョコレート食べたの」
「そっか。よかった」
ポンッとあたしの頭を撫でてくれる。
「今日、外あちーよ」
上着を脱いで、ポケットからスマホを出して、ベッドの脇に置く。
「暖かいんだぁー。はやく外に出たいな」
「天気すげぇいいぞ」
窓際まで歩いて、カーテンを開けてくれる。
「わぁー、雲ひとつない」
カーテンで遮られていた世界には、色鉛筆で塗られたような綺麗な青空が広がっていた。
「はやく外に出れるといいな」
「うん……、あ、春樹」
ベッドの脇に置いていた春樹スマホが震えていることに気づく。
「ん?」
「雪って人から電話きて?」
ディスプレイに表示されていた名前を春樹に告げる。