それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
✱一緒にいられなくとも
「とても上達したわねぇ!」
ある日の放課後。
練習をしているとさーたんが実習室に入ってくる。
「本当!?」
「うん。なんか、雑だったところも改善してきてるわ」
さーたんがマネキンの髪の毛を触る。
「わー!嬉しい!」
「あとは、それを全ての髪型に応用することね」
さーたんの言葉に思わずガッツポーズをする。
「頑張る!」
家を出ても、何をしてても、美容師になりたいという夢だけはかわらなかった。
だから嬉しかった。
絶対に成功してみせるって気持ちが更に強くなる。
時が過ぎるのはあっという間で。
春樹と一緒に暮らしはじめて随分たった。
季節も冬に変わっていた。
卒業まであと3ヶ月。
卒業したらさーたんの知り合いの美容室でアルバイトをしながら、通信教育を受けることにすなっている。
家を出たあたしは、お父さんとお母さんにお金を払ってほしいなんて思ってない。
払ってもらうのはこの高校までの費用で十分だ。
だから、アルバイトをしながら通信教育の費用を捻出する予定だ。
そのために、日々特訓中。
ある日の放課後。
練習をしているとさーたんが実習室に入ってくる。
「本当!?」
「うん。なんか、雑だったところも改善してきてるわ」
さーたんがマネキンの髪の毛を触る。
「わー!嬉しい!」
「あとは、それを全ての髪型に応用することね」
さーたんの言葉に思わずガッツポーズをする。
「頑張る!」
家を出ても、何をしてても、美容師になりたいという夢だけはかわらなかった。
だから嬉しかった。
絶対に成功してみせるって気持ちが更に強くなる。
時が過ぎるのはあっという間で。
春樹と一緒に暮らしはじめて随分たった。
季節も冬に変わっていた。
卒業まであと3ヶ月。
卒業したらさーたんの知り合いの美容室でアルバイトをしながら、通信教育を受けることにすなっている。
家を出たあたしは、お父さんとお母さんにお金を払ってほしいなんて思ってない。
払ってもらうのはこの高校までの費用で十分だ。
だから、アルバイトをしながら通信教育の費用を捻出する予定だ。
そのために、日々特訓中。