それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「亜実との、ペアリングだよ」
雄大がはぁっとため息をつく。
「ハートないよ……」
あたしの胸元に光っている、指輪についているハート。
あれは、ふたつでひとつのハートになる。
それがないのにペアリングだなんて、そんなのどうやって信じれというのだろう。
「付き合ってた奴に壊されたんだよ」
「……壊された?」
「うん、その後すぐに別れてそれからずっと彼女はいない」
「……え?」
ハッと思い出して、制服のポケットに手を入れる。
「亜実?」
「これ、雄大のだったりする?」
インターシップのときに、拾ったもの。
それを退院してから制服のポケットになんとなくずっと入れていた。
「え!?俺、落としたと思っ出たんだけど……」
「インターシップのときに拾ったの」
「マジかよ……。俺、インターシップで落として、次の日に探しまくったけどもうなくて。諦めてたんだ」
優しく触れるように、あたしの手から取る。
雄大がはぁっとため息をつく。
「ハートないよ……」
あたしの胸元に光っている、指輪についているハート。
あれは、ふたつでひとつのハートになる。
それがないのにペアリングだなんて、そんなのどうやって信じれというのだろう。
「付き合ってた奴に壊されたんだよ」
「……壊された?」
「うん、その後すぐに別れてそれからずっと彼女はいない」
「……え?」
ハッと思い出して、制服のポケットに手を入れる。
「亜実?」
「これ、雄大のだったりする?」
インターシップのときに、拾ったもの。
それを退院してから制服のポケットになんとなくずっと入れていた。
「え!?俺、落としたと思っ出たんだけど……」
「インターシップのときに拾ったの」
「マジかよ……。俺、インターシップで落として、次の日に探しまくったけどもうなくて。諦めてたんだ」
優しく触れるように、あたしの手から取る。