それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「……っ、雪……」
「え?」
雄大が呟いた名前。
その名前は、あたしをくるしめた根源。
「あいつ……っ」
雄大が青になった信号を走っていく。
「……え?」
あたしは、状況の把握ができず、ただ佇む。
「おい!」
2人にたどり着いた雄大が彼女の腕をつかむ。
「雄大くん!」
彼女がキラキラした笑顔になるのをみて、この子は雄大のことが好きだったっけと思い出す。
「お前いい加減にしろよ!今度は何、企んでるんだよ!」
雄大の声はでかくて、響き渡っている。
とりあえずここにいてもどうしようもないので、あたしも信号を渡る。
「うーん、雄大くんが、あたしと付き合ってたくれるならなにもしないよ?」
悪びれた様子もなく、笑顔で雄大に話す彼女は、本当にヤバい人なのかもしれない。
「……んなわけわるか!二度とお前とは関わらねぇよ」
「えー?」
そんなことを言われても気にする様子はない。
「いくら、何かするとしても、俺は絶対に付き合わねぇからな?」
「え?」
雄大が呟いた名前。
その名前は、あたしをくるしめた根源。
「あいつ……っ」
雄大が青になった信号を走っていく。
「……え?」
あたしは、状況の把握ができず、ただ佇む。
「おい!」
2人にたどり着いた雄大が彼女の腕をつかむ。
「雄大くん!」
彼女がキラキラした笑顔になるのをみて、この子は雄大のことが好きだったっけと思い出す。
「お前いい加減にしろよ!今度は何、企んでるんだよ!」
雄大の声はでかくて、響き渡っている。
とりあえずここにいてもどうしようもないので、あたしも信号を渡る。
「うーん、雄大くんが、あたしと付き合ってたくれるならなにもしないよ?」
悪びれた様子もなく、笑顔で雄大に話す彼女は、本当にヤバい人なのかもしれない。
「……んなわけわるか!二度とお前とは関わらねぇよ」
「えー?」
そんなことを言われても気にする様子はない。
「いくら、何かするとしても、俺は絶対に付き合わねぇからな?」