それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
✱変わらない想い
「亜実ちゃーん!また来てくれてありがとう!」
次の日。
仕事が終わってから約束通り、百合さんのお店にやってきた。
「亜実さん!お願いがあるんです!今日と来週だけでいいのにここで働いてもらえませんか!?」
ただのお客さんとしてやってきたあたしに、突然手を合わせてとんでもないおねがいをしてくるだいくん。
「え!?無理無理無理!」
お酒だって満足に作れないし、おきゃくさんとのトークだってどうしたらいいのかわからない。
「いつも月曜に来てる子が1週間休むことになっちゃってね……」
百合さんも眉を下げて困った顔になっている。
「ええ……」
百合さんが困った顔をしていると、どうしてか助けたくなってしまう。
「今日は百合と一緒にいてもらうし、来週も常連しかつけないのでお願いできまさんか?」
だいくんが深々と頭をさげる。
「ちょっと、やめてよ。わかったから頭上げて?」
「本当っすか!?」
ぱあっと顔を輝かせるだいくん。
完全につい言ってしまった言葉だけど、ここまで喜ばれるとは思っていなかった。
次の日。
仕事が終わってから約束通り、百合さんのお店にやってきた。
「亜実さん!お願いがあるんです!今日と来週だけでいいのにここで働いてもらえませんか!?」
ただのお客さんとしてやってきたあたしに、突然手を合わせてとんでもないおねがいをしてくるだいくん。
「え!?無理無理無理!」
お酒だって満足に作れないし、おきゃくさんとのトークだってどうしたらいいのかわからない。
「いつも月曜に来てる子が1週間休むことになっちゃってね……」
百合さんも眉を下げて困った顔になっている。
「ええ……」
百合さんが困った顔をしていると、どうしてか助けたくなってしまう。
「今日は百合と一緒にいてもらうし、来週も常連しかつけないのでお願いできまさんか?」
だいくんが深々と頭をさげる。
「ちょっと、やめてよ。わかったから頭上げて?」
「本当っすか!?」
ぱあっと顔を輝かせるだいくん。
完全につい言ってしまった言葉だけど、ここまで喜ばれるとは思っていなかった。