それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「ゆずと同じなんて無理だよ。亜実とはできない」
「……なんで」
「泣くなよ。亜実は笑ってた方がいい」
流れてくるあたしの涙を拭う。
「そんなこと言うなら、雄大が笑わせてよ」
「ごめん」
「だよね。結婚、するんだもんね」
頬に触れられていた雄大の手をそっと離す。
「お幸せに」
それだけ言って、立ち上がる。
「ゆずには帰るって言っておいて」
こんな泣き腫らした顔でゆずの前にいくわけにはいかなくて。
そう告げて、雄大に背を向けた。
「亜実、ごめんな。幸せになれよ」
「……っ」
謝るなら、最初からしなければいい。
幸せになんて、雄大にしてもらいたい。
「バイバイ。雄大」
もう、この先交わることのない思いに覚悟を決めて、お店をでた。
「あーあ、また終わっちゃった」
あたし達はどうやら、絶対結ばれない星の元にいるようだ。
好き、なんだけどな。
叶うことのない、この気持ち。
でも、諦めらられないこの気持ち。
「……なんで」
「泣くなよ。亜実は笑ってた方がいい」
流れてくるあたしの涙を拭う。
「そんなこと言うなら、雄大が笑わせてよ」
「ごめん」
「だよね。結婚、するんだもんね」
頬に触れられていた雄大の手をそっと離す。
「お幸せに」
それだけ言って、立ち上がる。
「ゆずには帰るって言っておいて」
こんな泣き腫らした顔でゆずの前にいくわけにはいかなくて。
そう告げて、雄大に背を向けた。
「亜実、ごめんな。幸せになれよ」
「……っ」
謝るなら、最初からしなければいい。
幸せになんて、雄大にしてもらいたい。
「バイバイ。雄大」
もう、この先交わることのない思いに覚悟を決めて、お店をでた。
「あーあ、また終わっちゃった」
あたし達はどうやら、絶対結ばれない星の元にいるようだ。
好き、なんだけどな。
叶うことのない、この気持ち。
でも、諦めらられないこの気持ち。