それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「ダメかな?」
不安で声が少し小さめになってしまう。
『ダメじゃないけど、遅くないか?危なくないか?』
「なに?心配してくれてるの?」
『そりゃ、心配にもなるだろ。お前、女の子なんだから』
少しの優しさを見せられたくらいで、あたしの心は騒がしくなる。
「車だし、大丈夫だよ」
『わかった。場所大丈夫?』
「うん。この前行ってるから大丈夫だよ」
自分の勤めてた美容室の隣だ。
忘れるわけない。
そうじゃなくてもきっと、忘れないんだろうけど。
『じゃあ待ってるよ。106だからインターフォン鳴らせよ』
「うん。じゃあ、すぐに行くから」
『おう、あとでな』
第一段階はクリア。
雄大に会うこと。
それが第一段階。
まずは、会わないと。
会って、自分の気持ちを伝えたいから。
〝好き〟と伝えたらどんな顔をしてくれるのか。
それが今の楽しみでもあり、不安でもある。
困った顔をされたどうしよう。
喜んでくれたら嬉しいなって。
不安と期待が混ざってる。
不安で声が少し小さめになってしまう。
『ダメじゃないけど、遅くないか?危なくないか?』
「なに?心配してくれてるの?」
『そりゃ、心配にもなるだろ。お前、女の子なんだから』
少しの優しさを見せられたくらいで、あたしの心は騒がしくなる。
「車だし、大丈夫だよ」
『わかった。場所大丈夫?』
「うん。この前行ってるから大丈夫だよ」
自分の勤めてた美容室の隣だ。
忘れるわけない。
そうじゃなくてもきっと、忘れないんだろうけど。
『じゃあ待ってるよ。106だからインターフォン鳴らせよ』
「うん。じゃあ、すぐに行くから」
『おう、あとでな』
第一段階はクリア。
雄大に会うこと。
それが第一段階。
まずは、会わないと。
会って、自分の気持ちを伝えたいから。
〝好き〟と伝えたらどんな顔をしてくれるのか。
それが今の楽しみでもあり、不安でもある。
困った顔をされたどうしよう。
喜んでくれたら嬉しいなって。
不安と期待が混ざってる。