それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「亜実?どうかした?」
雄大の顔を見れなくて、俯いた顔を彼の方にむかされる。
「どうもしないよ、もうすぐクリスタルだよ、ほら」
雄大からすぐに目をそらして、言っているうちに、照明が落ちる。
「お、始まんのか」
雄大も、そんなあたしを気に留めず、ワクワクしている様子だ。
「どうもークリスタルでーす!」
ボーカルのリュウの声のあと、照らされる仮説ステージの四人。
照らされた瞬間、凄い歓声に包まれる会場。
「今日は、うちのギターのHARUくんの親友さんが結婚式ということで俺らもこの日のための曲、作ってきました。ほら!春樹」
リュウが春樹にマイクを向ける。
「健、灯。結婚おめでとう。正直、お調子者で、バカな健に先をこされるのは悔しいけど、健なら灯とともに明るい家庭を築いていけると思うので幸せになってください」
途中、健ちゃんの「おい!」なんて声が聞こえたりしたけど、ふたりともすっごく嬉しそう。
最初、クリスタルが登場したときは、ふたりともいまにも目が飛び出てくるんじゃないかってほどびっくりしていたけど。
雄大の顔を見れなくて、俯いた顔を彼の方にむかされる。
「どうもしないよ、もうすぐクリスタルだよ、ほら」
雄大からすぐに目をそらして、言っているうちに、照明が落ちる。
「お、始まんのか」
雄大も、そんなあたしを気に留めず、ワクワクしている様子だ。
「どうもークリスタルでーす!」
ボーカルのリュウの声のあと、照らされる仮説ステージの四人。
照らされた瞬間、凄い歓声に包まれる会場。
「今日は、うちのギターのHARUくんの親友さんが結婚式ということで俺らもこの日のための曲、作ってきました。ほら!春樹」
リュウが春樹にマイクを向ける。
「健、灯。結婚おめでとう。正直、お調子者で、バカな健に先をこされるのは悔しいけど、健なら灯とともに明るい家庭を築いていけると思うので幸せになってください」
途中、健ちゃんの「おい!」なんて声が聞こえたりしたけど、ふたりともすっごく嬉しそう。
最初、クリスタルが登場したときは、ふたりともいまにも目が飛び出てくるんじゃないかってほどびっくりしていたけど。