それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「なんか、迷惑かけちゃってごめんなさい」
「いいんだよ。部屋なら余ってるし、あと明後日はとりあえず俺の彼女の店にいろよ」
「彼女……」
〝彼女〟
健ちゃんから自然にでたその言葉に嬉しくなる。
よかったちゃんと恋して、幸せになっていた。
「諒子は知ってるのか?」
「誰にも言ってない」
諒子ってのはあたしのお姉ちゃんで、健ちゃんとは高校の同級生なんだ。
「まったく、心配するだろ。諒子にだけは俺から言っとくか」
「ありが……「は!?」
あたしの言葉を遮って、優くんが驚きの声をあげている。
「なんだよ、優」
「いや、お前!諒子って!」
「あー、お前の存在忘れてた」
可笑しそうに笑う健ちゃん。
「いやだからどういう……あ、別の人か」
無理やり納得しようとしているような優くん。
「他に諒子って友達いねーけど?」
「え!?」
優くんがあたしの顔をまじまじと見てくる。
「あ、あの……?」
「困ってんだろ。そーだよ、涼子の妹だよ」
「いいんだよ。部屋なら余ってるし、あと明後日はとりあえず俺の彼女の店にいろよ」
「彼女……」
〝彼女〟
健ちゃんから自然にでたその言葉に嬉しくなる。
よかったちゃんと恋して、幸せになっていた。
「諒子は知ってるのか?」
「誰にも言ってない」
諒子ってのはあたしのお姉ちゃんで、健ちゃんとは高校の同級生なんだ。
「まったく、心配するだろ。諒子にだけは俺から言っとくか」
「ありが……「は!?」
あたしの言葉を遮って、優くんが驚きの声をあげている。
「なんだよ、優」
「いや、お前!諒子って!」
「あー、お前の存在忘れてた」
可笑しそうに笑う健ちゃん。
「いやだからどういう……あ、別の人か」
無理やり納得しようとしているような優くん。
「他に諒子って友達いねーけど?」
「え!?」
優くんがあたしの顔をまじまじと見てくる。
「あ、あの……?」
「困ってんだろ。そーだよ、涼子の妹だよ」