それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
✱知りたくなかったこと
「ねぇ、灯(あかり)さん」
健ちゃんに連れられて彼女のお店にやってきた月曜日。
昨日は健ちゃんと一緒にゲームなんかして楽しませてもらった。
彼女の灯さんは、嫌な顔せず『亜実ちゃん!』って笑顔で出迎えてくれた。
元カノのあたしなんかが健ちゃんの周りにいるなんて、嫌なはずなのに。
「灯さんなんて、なんか違和感!!灯ちゃんにしてよ」
あたしの肩をバンバン叩く。
「あ、灯ちゃん」
「で、どうしたの?」
「健ちゃんって料理関係の仕事してるんですよね?」
「そう。料理関係。健のご飯おいしかったでしょ?」
「はい。とても」
昨日と一昨日と作ってもらったご飯はどれも美味しかった。
家に置いてもらうだけでもありがたいのに、ご飯つきでいたれりつくせりだ。
「あいつとどっちがうまいかいい勝負なのよねー」
灯ちゃんが考え込む。
「はは、灯ちゃんのも食べたいな」
健ちゃんに連れられて彼女のお店にやってきた月曜日。
昨日は健ちゃんと一緒にゲームなんかして楽しませてもらった。
彼女の灯さんは、嫌な顔せず『亜実ちゃん!』って笑顔で出迎えてくれた。
元カノのあたしなんかが健ちゃんの周りにいるなんて、嫌なはずなのに。
「灯さんなんて、なんか違和感!!灯ちゃんにしてよ」
あたしの肩をバンバン叩く。
「あ、灯ちゃん」
「で、どうしたの?」
「健ちゃんって料理関係の仕事してるんですよね?」
「そう。料理関係。健のご飯おいしかったでしょ?」
「はい。とても」
昨日と一昨日と作ってもらったご飯はどれも美味しかった。
家に置いてもらうだけでもありがたいのに、ご飯つきでいたれりつくせりだ。
「あいつとどっちがうまいかいい勝負なのよねー」
灯ちゃんが考え込む。
「はは、灯ちゃんのも食べたいな」