それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「雄大への当て付けだ」
和樹がぼそっと呟く。
「は……?俺?」
雄大が唖然とした顔になる。
「俺の中学ん時の彼女わかるか?」
和樹が雄大をキッと睨む。
「雪(ゆき)だろ……」
「アイツと別れた理由が雄大を好きになったからだったんだよ」
和樹の言葉に雄大の顔が一瞬強ばる。
「それ、は……」
突然歯切れが悪くなる雄大。
「だから!お前に俺を怒る筋合いはねぇよな」
「……っ」
和樹の元カノと雄大の間に、恐らく以前なにかがあったんだろう。
その証拠に雄大の表情は固いままだ。
「雪を取られたときの俺の気持ちに比べたらな!」
「まだ雪と続いてたなんて知らなかった。悪かった」
雄大が和樹に頭を下げる。
「謝られても事実は変わんねーよ」
「俺のせい、か」
雄大が空を見上げる。
「全部昨日、言うつもりだった……」
和樹があたしに向かって歩いてくる。
「和樹……」
「ごめん。亜実」
和樹があたしに向かって頭を下げる。
和樹がぼそっと呟く。
「は……?俺?」
雄大が唖然とした顔になる。
「俺の中学ん時の彼女わかるか?」
和樹が雄大をキッと睨む。
「雪(ゆき)だろ……」
「アイツと別れた理由が雄大を好きになったからだったんだよ」
和樹の言葉に雄大の顔が一瞬強ばる。
「それ、は……」
突然歯切れが悪くなる雄大。
「だから!お前に俺を怒る筋合いはねぇよな」
「……っ」
和樹の元カノと雄大の間に、恐らく以前なにかがあったんだろう。
その証拠に雄大の表情は固いままだ。
「雪を取られたときの俺の気持ちに比べたらな!」
「まだ雪と続いてたなんて知らなかった。悪かった」
雄大が和樹に頭を下げる。
「謝られても事実は変わんねーよ」
「俺のせい、か」
雄大が空を見上げる。
「全部昨日、言うつもりだった……」
和樹があたしに向かって歩いてくる。
「和樹……」
「ごめん。亜実」
和樹があたしに向かって頭を下げる。