それでもやっぱり、君が好き【8/26番外編追加】
「このままじゃあたし雄大ナシじゃ生きていけない」
「え?」
「でも、雄大は彼氏でもなんでもない……間違ってるの」
「そうか?間違ってるか?」
あたしの顔を覗き込む。
「うん。間違ってる」
雄大の顔が近くなるとやっぱり揺らぎそうになるけど、あたしはキッパリと告げた。
「……亜実」
辛そうな表情をする雄大に胸が苦しくなる。
「だからここにはもうこないでほしい。辛いから」
「来ちゃダメ……?」
「もうやめようよ。こんな関係辛いだけだよ」
あたしの目からは大粒の涙。
泣きたくなんてなかった。
本当は笑顔で終わりたかった。
「ごめんな」
雄大があたしをそっと抱き締める。
「え?」
「俺の行動が亜実を苦しめてたんだな」
近くで聞こえる雄大の声に胸が痛い。
「俺、亜実のことがやっぱりすげぇ好きなんだ」
「……雄大」
雄大に好きって言われた。
それだけであたしの心は暖かくなる。
「え?」
「でも、雄大は彼氏でもなんでもない……間違ってるの」
「そうか?間違ってるか?」
あたしの顔を覗き込む。
「うん。間違ってる」
雄大の顔が近くなるとやっぱり揺らぎそうになるけど、あたしはキッパリと告げた。
「……亜実」
辛そうな表情をする雄大に胸が苦しくなる。
「だからここにはもうこないでほしい。辛いから」
「来ちゃダメ……?」
「もうやめようよ。こんな関係辛いだけだよ」
あたしの目からは大粒の涙。
泣きたくなんてなかった。
本当は笑顔で終わりたかった。
「ごめんな」
雄大があたしをそっと抱き締める。
「え?」
「俺の行動が亜実を苦しめてたんだな」
近くで聞こえる雄大の声に胸が痛い。
「俺、亜実のことがやっぱりすげぇ好きなんだ」
「……雄大」
雄大に好きって言われた。
それだけであたしの心は暖かくなる。