涙だらけの初恋
「え~・・・。」
「美陽さぁ、今まで、彼氏とか作んなかったじゃん?あたしが、小学校の頃に痴漢にあって、男が怖くなってから、美陽はずっとあたしを守ってくれたでしょ?あたしが、女子校に行くって言ったら、美陽、勉強苦手なのに必死に勉強してくれた。」
「梓・・・。」
「美陽さ、あたしに気を使わせないために、男子が嫌いって言ってたでしょ?」
「なんで知って・・・、」
「本当は、ずっと恋したいって思ってたんでしょ?」