ヤキモチ大作戦!
[空夜side]

俺は抱きしめたまま、琉美に本当のことを言った


「...嘘」

「は?」


俺がやっとの思いで打ち明けたってのに...!?


「空夜はいつだって余裕で...私ばっかりドキドキしてて...」


はぁ...まじかよ

こんなに好きなのに伝わってなかったとか...

俺は琉美をきつく抱きしめた

心臓の音が聞こえるように


「分かった?」

「空夜!瞬といたのは...

「知ってる、瞬に吐かせた」


分かってるから俺だけを考えろよ


「瞬は...!んっ!」


まだ言うのかよ...

俺は琉美の唇を塞いだ

琉美は顔を赤くして少し涙目になりながらも俺のことをしっかりと見つめていた

勘弁してくれよ...


「ちょっ...んんっ!」


もう我慢出来なかった

琉美が可愛すぎるから

琉美が俺を見つめるから

琉美が俺を受け入れてくれるから



「お前は、俺だけを見てればいいんだよ」


俺は、お前だけを見てる

今までも、これからも
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