虹虫
<2>

高校一年の時だ。



ある雨の日。



俺はナツミと出会った。



まるで運命のようだった。



俺とナツミはその日惹かれあった。



俺は今も忘れていない。



あの雨の日を−−。



ナツミと初めて言葉を交わした日を。
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