少女の復讐



「美亜、おはよ~。って何それ?」


「知らない。靴箱に入ってた。」


「いじめとかじゃねぇの?」


緋勇が言った。


「大丈夫ですか?」


そう、大和が言った。


「大丈夫だし。別にいじめなんてどうでもいい。いじめとか、いちいち気にしてたら身が持たない。そんなことしてるくらいなら勉強しろっての。馬鹿馬鹿しい。」


「おぉ、毒舌。」


< 26 / 50 >

この作品をシェア

pagetop